●ベンケイソウ科 パキフィツム属 コンパクツム 千代田の松(ちよだのまつ)
Crassulaceae Pachyphytum compactum.
またしてもパキフィツムです!
Pachyphytum compactum.千代田の松(ちよだのまつ)
言うほど白粉に覆われている訳でもなく葉の形状も角を少しづつ削ったような一風
変った複雑系です。もっと白粉たっぷりのロンギフォリムになんとなく似ているよ
うな(私観ですが)感じです。葉先が留めてある感じはオビフェラム(星美人)系な
のでしょうか詳細はわかりませんが気になります。
横から見るとパキフィツムの特徴たっぷり。思いっきり肉厚の太棒葉、あまり伸びない
茎。づんぐりムックリ風。風の強そうな雨の降らない荒野で飛ばされないよう低く生き
るメキシコ原野をやはり想像させますww
良く見ると葉に削ぎ取った様に削り模様ができています。その他のパキフィツムは
先端留めツルツル葉が多いようですが、コンパクツムは意外と固体自体小さく、削り
模様が目立ち、もしや砂嵐の多い地区?若しくは~白粉が少ないということは意外と
直射日光でもない岩陰?とかに生えているのでは・・・
などとまた><妄想が暴走ですwwハハ
**コンパクツム(千代田の松)~突然変異があったので同品種で紹介します。
●パキフィツム属 コンパクツム 千代田の松 綴化(セッカ)↓
Pachyphytum compactum f. cristata
たまに見かける(テッカ、セッカ、タイカ)綴化(てっか)や石化(せっか)などは
小さな本来1点だった生長点が、突然線状(たくさんできてしまい)帯状になり生長
の茎が点の棒状から幅広の帯状になって変形してしまった状態らしく、原因は様々で
虫、菌によって生長点が傷ついてできたり、遺伝子が突然変異を起こしてできるなど
様々らしいです。一時的帯化現象の場合もあれば、永続的帯化のままで生育すること
もあるみたいです。
これまた私観ですが、葉挿しをいっぱいすると中に結構な確率でセッカが出てきたり
(実生にも)するような気がするのですが、皆様どうでしょう?それと元々セッカし
ている部分を切り取り挿し木すると同じくセッカ株ができたりします。逆にセッカ株
からセッカしない普通の枝葉が出てきたり、この普通の枝を挿し木したらまたセッカ
枝葉が出てきたりなど。セッカ部が貴重なので増やそうなどと思い挿し木したら根づ
かなかったりセッカ部が消滅して元に戻ったり・・・観察するのに色々楽しませて貰
っています。多肉植物のせっか~姿が奇妙になるので好き嫌いあると思いますが、
ぼちぼちセッカの紹介もして行きたいと思いま~す!
おしまいですw。
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